2008-01-01から1年間の記事一覧

2008オモロ映画ベスト100大募集!

寒くなってきましたね。 いかがお過ごしですか。年間ベスト100、今年もまたやります。 2008年に観てブッたまげた作品や、目からウロコの傑作を10本! 教えてください!コメントとかつけてくれたらバンバンザイ! 1位は10点、2位は9点みたいにでダダダダっと…

『トロピックサンダー/史上最低の作戦』

バカ映画についてマジメに語ることはバカげているかもしれないが、バカげているならばその行為そのものもバカであるからして、それは非常に理に適った行為であるような気がするのは俺だけだろうか? とにかく『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』は、ひ…

『ハロウィン』

ここに、少年時代からホラー映画に慣れ親しんだ、骨の髄までホラー好きなメタルロッカーがいる。仮に名を、ロブ・ゾンビとしよう。 ロブ・ゾンビ(仮名)には、ホラーに傾倒するキッカケとなった映画があった。仮にタイトルを『ハロウィン』とする。 ロブ・…

『レッドクリフ 1』

『レッドクリフ1』の出来の良さは、まさに「かゆいところに手が届く」的な鑑賞者への配慮の成すワザである。 『三国志』の映像化とされているが、ベースの部分以外はほとんどオリジナルと言っていいほどの新解釈(というか妄想)で脚色されている本作。 もと…

No.33「閣下追悼」

半年以上のご無沙汰です。ついに出ました。10/21〜ぐらいから配布中です。タイトルにもあるように、マイク水野閣下の特集号です。 今回は水野晴郎事務所様にご協力いただいたり、閣下イベントがある度に上京して参加してしまうような熱狂的ファン(というか…

『アイアンマン』

ロバート・ダウニーJrという俳優をご存知だろうか。 俺もこの俳優のことを、何から何まで知っているわけではないが、はじめてスクリーンでこいつの姿を見たときから「この男は絶対アホに違いない」と踏んでいた。 なぜなら、そこそこ二枚目で、そこそこ器用…

『崖の上のポニョ』

巨匠宮崎駿監督の新作が来た。僕の暮らす旭川では、シネコンでの上映が無く、クルマの便の非常に悪い映画館での独占上映状態になっており、行くのが非常に面倒くさい。しかしこの作品は面白そうなのでぜひ見たかった。そこで有料の駐車場を使い、どうせカネ…

『スカイ・クロラ』

『スカイクロラ』は、スクリーンからまったく目が離せない正真正銘の傑作だった。 この監督のボヤキというか、思想というか、まぁ言ってみりゃただのタワゴトなんだけど、それがセリフとして迫力の映像とともに展開していくのは見ていて本当に心地良い。 映…

『ザ・ダークナイト』

いったいどこへ行くのだろう。スーパーマンと対を成すダークヒーローとしてアメコミの人気キャラクターであるバットマン。旧シリーズの4作(『バットマン』『バットマン・リターンズ』『バットマン・フォーエバー』『バットマン&ロビン』)は、ダークヒーロ…

『ドクガス』

俺は札幌が嫌いだ。 歴史の浅い土地であるばかりか、住み着いてる人間も浅い連中ばかり。 物事の表面ばかり見て判断し、中身を見ようともしない人種の集まり。 心が狭い奴やルールを守らない奴、自分の意見をハッキリ言わない奴も多い。 運転マナーに関して…

『スターシップ・トゥルーパーズ3』

「今日は最高の死に日和!イェイ!」 ヒドいセリフとヒドいヴィジュアル、そしてヒドすぎる脚本にも関わらず、クライマックスに近づくにつれて、ヒドすぎて逆に感動してしまう傑作。 それが『スターシップ・トゥルーパーズ3』だ。 前半は、観るべきところな…

『ハプニング』

この作品の監督はシャマラン君というインド人で、『シックスセンス』や『サイン』、そしてローデッドの2006年度年間ベストワンにも輝いた『レディ・イン・ザ・ウォーター』などを撮った人だ。 シャマラン君の作品は、毎回ほぼ同じ構成になっていてとても…

『Ghost in the shell 功殻機動隊2.0』

自他共に認める大の押井フリークであるこのワタクシ。押井監督の代表作のひとつ、『Ghost in the shell 功殻機動隊』がリニューアルされ、バージョン2.0として公開されるというニュースを聞き、いろんな意味で見なければなるまい、と思っていた。しかしこれ…

ローデッド33号製作開始!

実に半年ぶりにフリーペーパー『ローデッドウエポン』の製作を開始した。 まずは手始めとして、メンバー全員が半年振りに一同に介し、フロンティアで『攻殻機動隊2.0』を鑑賞。 川井憲次のロックンロールに打ち震えながら、リニューアルした9課の活躍に身も…

自主映画上映会「芸社in札幌6」開催!

以前に8月2日「イチモツ」上映会のお知らせをいたしましたが、その上映後に同会場にて、さらに別作品の上映が行われます。 私、亜星は例年参加しておりますが、とても楽しい上映会です。 今回は大きな会場で上映されます。皆さんふるって参加しましょう!…

夏だ!ペプシ飲み過ぎで気持ち悪いよ!

夏と言えばペプシコーラ! そうペプシコーラにおまけがつく季節。今年はこれ。 ベアブリックにスター・ウォーズのキャラクターをプリントしたフィギュアである。 金型の使いまわしが利く、なんだかな〜な全15種類。中身が見えるのでお手軽に揃えることがで…

『サンシャイン20…』

SF映画に関しては許容範囲が異常にダダっ広い俺。 特に宇宙モノは、オモシロくない作品を探すのが大変なくらい、なんでもかんでも大好きなわけ。 『ミッション・トゥ・マーズ』『イベントホライゾン』『レッド・プラネット』『ノイズ』など、SFスリラー…

『スピード・レーサー』

『スピード・レーサー』とは、主人公の名前だ。 レーサーさんちのスピード君。 素晴らしい名前だ。もうこのタイトルつけた時点で、この作品は勝ったも同然! こんなオモシレー名前の主人公が、そのまんまスゴ腕の走り屋で、つーかもう走ることしか脳が無い「…

スーパーニコラスちゃん お守り人形

ニコラス・ケイジ、通称ニコケイが主演した映画「NEXT ネクスト」。 その前売り券特典として配布されたのがこの人形だ。名称は「ニコラスちゃん」であり、決して「ニコラス・ケイジ」ではない。 だって、ニコラス・ケイジにはほど遠すぎる造形。頭部を除いて…

『REC(レック)』

今まで、いろんな国のいろんなホラー映画をいっぱい観てきた。 邦画やアメリカ映画だけでなく、韓国、中国、タイ、インド、ドイツ、イタリア、イギリス、スペイン、フランス、カナダ、メキシコとかいろいろ。 もっと観てるかもしれないけど、思いつくのはこ…

No.001「金のジャッキー、銀のリンチェイ」

今日から新コーナーをはじめますよ。「DJ亜星の奥様ここでもう一品(仮)」私が手に入れた映画グッズから毎回一品ずつ紹介していきます。 本日はこれ。 7月26日より公開でジャッキー・チェン&リー・リンチェイが初共演する映画「ドラゴン・キングダム」の…

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』

久々、というかこのスタイルのローデッド的映画日記になってから初投稿なんじゃないか、と思うようなゴブサタぶりのたぐたぐであります。 超久々の投稿にふさわしい究極のタイトルがこれ。インディ・ジョーンズ。スピルバーグ御大の新作で、往年のインディが…

『ユナイテッド・トラッシュ』

結論から言うと『ユナイテッド・トラッシュ』は大傑作だった。 今年鑑賞した映画の中でもトップクラスの出来だったと言っても過言ではない。 ただ、どこが面白かったのかと問われると「どこかに面白かった要素はあったっけ?」などと考え込んでしまう。 それ…

自主映画「イチモツ」上映会のお知らせ

タイトルからしてヤバそうな映画が札幌上陸でございます。 公式サイトにて順次情報が更新されるようですので、ぜひチェックして下さいませ。 http://homepage2.nifty.com/DA-KIKAN/ichimotsu/index.html http://homepage2.nifty.com/DA-KIKAN/ichimotsu/inde…

追悼、水野晴郎

水野晴郎が死んだ。 俺たちの閣下が。 日本を代表する最高の映画監督、水野晴郎が。 一般的には映画評論家、あるいは映画解説者といったほうが馴染みが深いかもしれない。 しかし、俺たち映画好き人間にとっては、水野晴郎こそが最高の映画監督であるという…

『ランボー 最後の戦場』

コンビニで生クリームがどっぷり挟んであるツイストドーナツと缶コーヒーを買って某シネコンへと向かう。 受付スタッフに「ご覧になる映画はなんですか?」と聞かれ、思わず「ロッキー」と答えて失笑をかう。 気の利いたその女性スタッフは、微笑みながら「…

『ミスト』

スティーブン・キングの作品が映画化し難い最大の理由は、そのキャラ設定の作りこみの深さにある。 物語やその展開・演出が映画的なのにも関わらず、キング原作の映画化作品はうまくいったものが少ない。 技術の進歩で、キング特有のブッ飛んだ演出やアイデ…

『ヒルズ・ハブ・アイズ』

ホラー映画ってのはよくわからない。 なんらかの恐怖を描いていればそれはすべてホラーなのかもしれないし、人が無残に死ねばホラーなのかもしれない。 理不尽な死の恐怖に脅えて、逃げ惑いパニクったあげくに想像を絶する殺され方で最期を遂げるオッパイ丸…

『紀元前1万年』

ローランド・エメリッヒ監督の撮る作品を観ると、俺はいつも感心してしまう。 巧みなストーリーテリングや地に足ついた展開、そして考え抜かれたキャラ設定。 ド派手な映像ばかりがアピールされ、「フタを開ければ安易なドラマのカラッポ映画」などと酷評さ…

『ヒットマン』

スゴ腕の暗殺者を描いた映画はたくさんある。 孤高の殺し屋。 クールで頭良くて仕事は完璧で誰よりも強い。 一般市民にはやさしくて、悪党は容赦しない、勧善懲悪のダークヒーロー。『ヒットマン』は、そんな映画だ。しかし、これほどまでにわけのわからん殺…