2009-01-01から1年間の記事一覧

『THE 4TH KIND フォース・カインド』

この作品は本気で気持ち悪い。 でも、そのおぞましさが快感で、かなり刺激的な作品。 ミラ・ジョボ嬢が、実在している精神科医を熱演するって設定の、再現映画ドキュメント(もちろんフェイク)。 この「再現映画」ってのがミソで、あくまで「映画」ではなく…

『アバター』

期待しすぎて、映画始まる前からほとんど勃起した状態で鑑賞したんだけど、ハッキリ言って完璧すぎるよこれ。 もうとんでもなく凄い作品。 なんでもかんでも傑作、傑作言ってる俺が言っても重みが伝わらないだろうけどね。 もう大傑作ですよ『アバター』。 …

『2012』

ローランド・エメリッヒ監督は、どう考えても天才だ。 ディザスター職人と言われて、今まで数多くのパニック映画で地球を滅亡寸前まで追い込んできていたが、本作では容赦なくぜーんぶ海に沈めてしまった。 その沈め方たるや、そりゃもう見事。 悲惨を通り越…

『イングロリアス・バスターズ』

タランティーノ監督の映画が好きな人たちって、どんな人たちなのかなーって時々思う。 まあ時々って言っても、2年に一回くらいなんだけど。 タランティーノ作品には、監督のハートがキラキラ眩しく輝いている。 作品そのものに、ハートがダイレクトに表示さ…

『スペル』

日常生活において、リズムを刻みながら行動するというのはとても重要だ。 呼吸の回数から食事の速度、排便、仕事の速さに至るまで、そのとき刻むリズムに大きく支配される。 たとえば歩くときの速度は、歩幅やペースが自分なりのリズムを刻むことによって生…

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

『THIS IS IT』は切ない作品だ。 幻となった公演のリハーサル風景なんて、なんとも物悲しい内容じゃないか。 全身全霊をかけて挑むスタッフたちの生き生きとした表情や、憧れの舞台への夢をつかんだパフォーマーたちの興奮が、手に取るように伝わる。 だから…

『仏陀再誕』

いやー、大変な映画ですよ、『仏陀再誕』。 宗教団体である幸福の科学が製作したスーパーアニメ映画がこの『仏陀再誕』。始めに断っておくと、僕は別に幸福の科学の信者ではない。だけど特にアンチでもない。 無宗教の僕は、どの宗教も信じてはおらず、どの…

『REC2』

閉鎖された古アパートで悲惨な目に合うドキュメンタリー撮影チームという設定で、昨年もっともおっかなかったで賞の栄光に輝いたスペインの地獄ホラー『REC』。 待望の続編は、前作の惨劇の数分後、武装して現場に乗り込んだSWATの記録映像として登場。 舞台…

『ラスト・ブラッド』

日本刀を振り回して大立ち回りするクールな少女というアクション映像が、もはやなんの新鮮味もないシロモノなのは言うまでもなく、今さらそんなの売りにしてるアクション映画なんか観るとガックリきちゃう。 つまるところ、登場人物がスタイリッシュに日本刀…

どーも、僕です。

はじめまして。 こんばんわ。僕はshit_headって申します。いやー、緊張するなぁ。デヴォン殿から教えてもらったIDとパス使ったら、ホントにログインしちゃったよ。 マジウケる。いいのこれ? 勝手にクダらないこと書いちゃって?オナニーの日記とかでもいい…

『エスター』

おう!みんな! 元気してるか! いや、いろいろ言いたいことは山ほどあるんだけどさ、そのほとんどが卑猥なワードの数珠つなぎみたいな感じだから、なにかと口には出せないとこあるんだけど。 まぁ、あえて挙げるとしたらアレだよ。 もうさ、青少年育成とか…

『オカルト』

『オカルト』は、おそらく今世紀最大の破壊力を持つ作品だ。 もう、その破壊力たるや、あさま山荘をブチ壊した鉄球をも凌ぐパワーの、まさに破壊の鉄球〜天地無用バージョン〜といった具合。 こんな素晴らしい映画が我が国で作られたことに喜びを隠せない。 …

『ウォッチメン』

本当にパワフルな作品を見ると、それがどんな内容かどうかなんて関係なく勃起してしまう。それはヘンタイとかそういった問題ではなくて、きわめて自然な人間的反応なのではないだろうか。 なぜなら芸術とは、五感を刺激する精神表現のことであり、刺激を受け…

『ドラゴンボール エボリューション』

ドラゴンボールエボリューション。ドラゴンボールエボリューション。 ドラゴンボールエボリューション。ドラゴンボールエボリューション。 ドラゴンボールエボリューション。ドラゴンボールエボリューション。 ドラゴンボールエボリューション。ドラゴンボー…

『エグザイル/絆』

ジョニー・トー監督が撮る映画の時代遅れのダサさが好きだ。 ストーリーやキャラ設定はもちろん、演出やセリフ、音楽やなんでもないヴィジュアルですらひたすらダサい。 ダサくてアツイ。 そしてそのダサさがとてつもなくカッコイイ。 これが確信犯的なダサ…

『片腕マシンガール』

井口昇監督の低予算アクション映画『片腕マシンガール』。 この作品は、個人的にはまったく面白くない映画だった。 でも実は好きだったりする。 「好き」と「面白い」は別なのだ。 物語も、脚本も、発想も、特殊効果も、演技も、基本的には陳腐で安易である…

『フェイクシティ〜ある男のルール〜』

めったやたらと人が死にまくる映画は楽しいが、それは別に「死」そのものを楽しんでるわけではなく、あくまでもヴィジュアルとしての「死に様」を楽しんでいる。 映画の殺戮シーンが好きだからって、現実の殺戮風景を笑って見れるかというと、答えは当然ノー…

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』

この作品の素晴らしさは1000字や2000字ではとても語りつくせないし、かといって1万字のスペースを用意されたとしても、そんなものを書く気になど到底なれない(面倒だから)。 『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』がゾンビ映画の集大成的作品であり、新たな時…

No.34「2008映画ベスト100/ローデッドウエポン最期の戦場」

ご無沙汰です。2009年の第1号がついに出ました。本日より順次配布中です。 内容はもう毎年おなじみとなった年間ベスト100。 どの映画がNo.1となっているでしょうか。どうぞ手にとってご確認ください!この表紙が目印!よーく見てみてね。