『スペクター』

どわっ!タコが美女にからみつく最高にセクシーなオープニングクレジットを見て、正常な男子であれば誰もが例外なく昔見た触手モノエロマンガを思い出してしまったはずだが、つまり人間は本能的に美女とタコの組み合わせに興奮する生き物なのである!たまんねー!
そんなR18みたいなヴィジュアルのバックで流れるサム・スミスのゴリゴリの歌謡曲"Writing's on the wall"が涙を誘う。もちろん歌詞の意味はピンと来ないわけだが。これが俗にいう「コトバの意味はよくわからんがとにかく凄い自信だ」状態。まさに「へのツッパリはいらんですよ!」なのだ!やかましいわ!

もちろん映画の内容も、へのツッパリなどこれっぽっちもいらないほど素晴らしい!往年の007らしさ全開のダイハードなアクションシーンの連続!爆発にはじまり爆発に終わるみたいな。都会でどっかん!砂漠でどっかん!どっかんどっかんどっかん祭りやで!

敵は、嫌な奴を演じさせたら右に出る者はいない「ニヤケしゃくれ男」ことクリストフ・ヴァルツ!さらに、その右腕であるプロレスラーみたいなヒゲ面の大男がとんでもなく強い!インテリキャラの悪役が多かった最近の007では珍しいほどの剛の者であった。ぎゃやああああ!肉弾アクション最高!

そしてなんと言ってもボンドガール!ボンドガールといえば、セクシーに登場して、ボンドとセックスした直後に無惨に殺されるのが主な役割とされているシステムであるが、今回のボンドガールはひと味違う!熟女担当のモニカ・ベルッチと田舎娘担当のレア・セドゥ、どちらもエロすぎて、鑑賞中は常にケツを触りたくてしょうがなかった!そんなケツ、、、じゃなくてボンドガールが今回は大活躍をするのだ。いいなあ!モニカ・ベルッチ最高!熟女最高!

前作「スカイフォール」は、一風変わったシブすぎる作風でファンをしびれさせたが、今回はその路線をあっさりと捨てて、見せてくれたのは本意気のボンド!勝手気ままに大暴れする最高のスケコマシ野郎!つまりいつものボンドが帰ってきたのだ!いぇい!

しかも、過去3作のダニエル・クレイグ版ボンドをすべて観たファンじゃないと楽しめないシーンも満載で、言うなれば「シリーズ最終回」みたいな作品となっている!
ラストなんかは、思わず「わー!!!」なんて劇場で叫んでしまうこと間違いなし。
だって本当に凄いんだもん。ボンド・エンターテインメントのすべてがつまった集大成!

最高!最高!最高!
「最高」という言葉以外出てこないこの悔しさ。
パフュームのあーちゃん風に言うなれば「最高という言葉以上の言葉が、あればいいのにって、、、」などと涙ながらに言ってしまうほど最高なのである!熟女最高!

1億点満点!!!!